夜尿症|横浜市青葉区の藤が丘南口クリニック

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泌尿器科・内科

夜尿症

子供

夜尿症とは5~6歳を過ぎてもなお、夜間睡眠中に遺尿により布団や寝具を濡らしてしまう状態をいいます。夜尿症は5才時全体の15~20%に存在し、1年経過するごとに15%の減少を認め、思春期までに全体の1~3%まで有病率は減少します。本来は下部尿路(膀胱・尿道)の神経調整と抗利尿ホルモンによる尿量調節が3~4歳頃に完成し夜尿は消失するのですが、調整機構が未発達な状態が続いたときに夜間睡眠中の不随意排尿を生じます。

治療はまず水分、塩分制限や起こし排尿させないなどの生活指導と膀胱訓練指導を行います。これで効果がない場合には、膀胱容量を増やしたり、夜間尿量を減らす薬を併用して治療を行います。