皮膚科・皮膚アレルギー科
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皮膚科・皮膚アレルギー科について
皮膚科ではお肌トラブルに関連し、専門的な治療を提供しております。 耳や鼻、お顔や口の中、手足などの全身に起こる症状に対応しております。また、爪や髪の毛に生じる疾患も、皮膚科での診療が可能です。
アレルギー科では、じんましん(蕁麻疹)、接触皮膚炎、アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状に対する治療を行います。症状を放置していると少しずつ悪化していき、最終的に重症化してしまいます。 かゆみを我慢できずにかくと皮膚が傷つき、その刺激がさらにかゆみを悪化させるという悪循環に陥るのです。
治療では患者様からのお話や検査から病気の原因を明らかにし、身体にかかる負担をできるだけ少なくした治療の提供を心がけております。
当院の診療について
当クリニックで行う皮膚疾患・皮膚アレルギーの治療では、各分野の専門医がお互いに連携し、より高度な診療を実現する体制を整えております。また、地域のさまざまな医療機関とも協力しており、必要に応じてご紹介も可能です。
治療は専門医の資格を持つ医師が担当し、十分な時間を設けて患者様からお話をうかがうことを大切にしております。豊富な専門知識を持つ専門医の目線から、患者様の病気の原因を明らかにし、適切な治療の提供を常に心がけております。
当クリニックはこれからも、いつでも頼れる地域のかかりつけ医であり続けますので、お肌トラブルやお悩みなどがあればいつでもご相談ください。
湿疹
●湿疹とはどんな病気?
皮膚の赤い斑やブツブツ、皮が細かくめくれて乾燥している状態を「湿疹(しっしん)」といいます。皮膚科を受診する患者様のなかでも特に多く見られる症状であり、全体の患者様の約3割が湿疹に悩んでいるという統計データもあるくらいです。
真菌感染症
●真菌感染症とはどんな病気?
真菌感染症の真菌とは、いわゆるカビのことです。足の指の間や性器の周辺、乳房の下など、皮膚同士が擦れ合い湿度が高い場所(湿潤部位)を好んで住み着きます。
真菌が繁殖すると皮膚の赤みやひび割れ、かゆみなどを引き起こします。特に肥満の方は皮膚の摩擦が増えてしまい、刺激により皮膚が破れる間擦疹が起こると発症するリスクが高まります。また、糖尿病を患っている方は抵抗力が弱く、真菌感染症にかかりやすくなるため注意が必要です。
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水虫(足白癬・爪白癬)
足の裏や趾間の皮がむけたり、爪が白く厚くなっていたら水虫かもしれません。白癬とも言います。 -
たむし
白癬菌の感染により、股のつけ根や臀部など皮膚の触れ合うところなどに見られる体部白癬・股部白癬のことです。 -
カンジダ症
カビの一種である真菌の感染症で、口や消化管、皮膚、膣や肛門に多く症状が現れます。大人だけではなく子供や乳児もかかります。
ウイルス感染症
●ウイルス感染症とはどんな病気?
ウイルスはDNAや構造が近いRNAなどから形成されています。ウイルス感染症にかかると、増殖しながら病変が少しずつ悪化していきます。また、角化細胞への異常から水疱を形成したり、腫瘍性が疑われたり、アレルギー反応に伴う皮疹を引き起こしたりなど、感染するウイルスによって症状も異なるのです。
当クリニックの治療では感染した病気や重症度に合わせて、抗ウイルス薬の内服や外用薬(塗り薬)、点滴などを行い、単純ヘルペスウイルス感染症や帯状疱疹、尋常性疣贅(イボ)、麻しんや風しんなどの改善を一緒にめざしております。
細菌感染症
●細菌感染症とはどんな病気?
皮膚は外部からの接触で、細菌にさらされやすい場所です。また、もとから皮膚の表面に生息している細菌も多くいますが、皮膚にはバリア機能が備わっているため、正常な状態であれば細菌感染が起こる心配はほとんどありません。しかし、バリア機能が低下すると、細菌感染症のリスクが高まります。感染によりニキビやトビヒなど、部分的に小さなものから全身に広がるものまで、その症状や重症度もさまざまです。細菌感染症を防ぐには、皮膚を傷つけずに清潔な状態を保つことが欠かせません。
皮膚に切り傷やすり傷を負った場合、まずは石けんと水で傷口を洗い流し、滅菌された清潔な包帯や絆創膏で患部を覆います。また、傷口が開いている場合は、ワセリンを塗って潤いを与えると、細菌の侵入を防げます。抗菌薬の軟膏は感染に対しては有効ですが、感染していない場合に使用するとアレルギーを引き起こす恐れがあり、使用を控えることがおすすめです。
その他
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蕁麻疹(じんましん)
皮膚の一部が盛り上がり、 赤みや強いかゆみを伴う症状を蕁麻疹(じんましん)といいます。数十分~1日以内で収まるケースが一般的です。 -
火傷(熱傷)
やけどを負ったら適切な処置が大切です。速やかに応急処置を行うことが予後に大きく影響してきます。症状に合わせた適切な処置方法が必要です。 -
ほくろ
ほくろには大きさや深さなど様々なタイプがありますが、メラニン色素をつくるメラニン細胞が変化した母斑細胞の増殖による皮膚良性腫瘍です。 -
粉瘤(アテローム)
皮膚の下にできた袋状の構造物が溜まり腫瘍になったものを粉瘤(アテローム)といいます。剥がれ落ちた垢や皮脂は排出されることはなく、溜まっていきます。 -
乾癬
皮膚から盛り上がった赤い発疹の上にフケのような垢が付きはがれ落ちる症状を乾癬(かんせん)といいます。免疫機能の異常が原因といわれています。 -
円形脱毛症
円形脱毛症は精神的ストレスや内分泌異常、自己免疫疾患や遺伝的な素因といわれています。 -
ウオノメ
皮膚を保護している角質が、皮膚の深い所まで入り込んで固くなってしまうものです。足の指や足の裏にできやすいです。 -
タコ
皮膚の下に、骨などの硬いものがある部位に生じる、限局性の角質増殖です。自覚症状が乏しいという特徴があります。 -
ケロイド
ケロイドは治癒した傷の上に、瘢痕組織が過剰に増殖したものです。皮膚のけがの後、数カ月のうちにできます。