お知らせ
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【コラム】皮膚科より
お知らせ
今月から、皮膚科の疾患や化粧などで
患者さんから質問されやすい事や
トピックスなどを取り上げて、お話ししていきます。
更新は月に1回です。お暇な時、読んでください。
横浜市青葉区 藤が丘南口クリニック 皮膚科
第1回目 ニキビ治療 2025.5.26
ニキビはできている時だけ、つけぐすりを使用するだけでは、思ったような治療効果がでません。
毛穴の詰まりを改善させる必要があるため、調子いい時も、続けてつけていく必要があります。
このような薬はニキビ跡にも効果が報告されています。
つけているからと言って、全く出なくなるわけではありませんが、徐々にできないような皮膚になっていきますので、根気強く継続してくださいね。
第2回目 日光 2025.6.30
毎日、お天気が続き、日光による疾患も増える季節です。
紫外線というと、日焼けや光老化がまず思い浮かびますね。UVBは皮膚の表層に悪影響を及ぼし、シミの原因になります。一方UVAは皮膚の深部まで達し、ダメージを及ぼして、しわの原因になります。ですから、日焼け止めを購入する際にはUVBを防ぐ効力を表すSPFの値だけでなく、UVAを防ぐ効力を表す
「➕」の数にも注目してみてください。「➕➕➕」とか「➕➕➕➕」などと記載されています。
また、光が当たっているところだけ、急に湿疹が出てきた場合は、薬剤性光線過敏症の可能性があります。ある種の血圧の薬や非ステロイド性抗炎症薬、てんかんの内服剤などで起こってくることもあります。
湿布の成分が皮膚に残っていて、以前貼っていた場所に日光があたると、症状がでることもあります。光に反応しやすい湿布を使用する際や、かぶれを起こしたことのある方は、湿布の使用を中止しても2ヶ月ほどは遮光したほうがよろしいかとおもいます。
第3回 たかが虫刺され 2025.7.31
サマースクールや、家族での海や避暑地への旅行、中高生の部活動など、自然に接する機会が増えればどうしても虫に刺される機会も増えます。
イエダニやトコジラミの被害も多く、毎日クリニックに虫刺されの患者さんが多く来院されます。
蚊などに刺されると赤く盛り上がってしばらく痒みがありますが、そのうち小さくなることが多いですよね。
しかし、蜂やブヨなど刺された時の炎症が強いと腫れが続きますし、まわりも腫れてきます。
また虫刺されに対するアレルギー反応が強い場合は少し時間をおいてから再度、腫れてくることもあります。
さらには、掻きこわしが続くと、細菌感染が加わり、とびひになる事もありますし、刺されたところが硬くなっていつまでも残ってしまうこともあります。
何ヶ所も刺された時は、運動など激しい運動をさけて、浴槽に長く入らないようにするなど、血流が増えないようにしましょう。
虫刺されでも、早めに皮膚科に受診して、強い炎症を早く抑えたほうが痕を残さずに直せます!
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今月から、皮膚科の疾患や化粧などで
患者さんから質問されやすい事や
トピックスなどを取り上げて、お話ししていきます。
更新は月に1回です。お暇な時、読んでください。
横浜市青葉区 藤が丘南口クリニック 皮膚科
第1回目 ニキビ治療 2025.5.26
ニキビはできている時だけ、つけぐすりを使用するだけでは、思ったような治療効果がでません。
毛穴の詰まりを改善させる必要があるため、調子いい時も、続けてつけていく必要があります。
このような薬はニキビ跡にも効果が報告されています。
つけているからと言って、全く出なくなるわけではありませんが、徐々にできないような皮膚になっていきますので、根気強く継続してくださいね。
第2回目 日光 2025.6.30
毎日、お天気が続き、日光による疾患も増える季節です。
紫外線というと、日焼けや光老化がまず思い浮かびますね。UVBは皮膚の表層に悪影響を及ぼし、シミの原因になります。一方UVAは皮膚の深部まで達し、ダメージを及ぼして、しわの原因になります。ですから、日焼け止めを購入する際にはUVBを防ぐ効力を表すSPFの値だけでなく、UVAを防ぐ効力を表す
「➕」の数にも注目してみてください。「➕➕➕」とか「➕➕➕➕」などと記載されています。
また、光が当たっているところだけ、急に湿疹が出てきた場合は、薬剤性光線過敏症の可能性があります。ある種の血圧の薬や非ステロイド性抗炎症薬、てんかんの内服剤などで起こってくることもあります。
湿布の成分が皮膚に残っていて、以前貼っていた場所に日光があたると、症状がでることもあります。光に反応しやすい湿布を使用する際や、かぶれを起こしたことのある方は、湿布の使用を中止しても2ヶ月ほどは遮光したほうがよろしいかとおもいます。
第3回 たかが虫刺され 2025.7.31
サマースクールや、家族での海や避暑地への旅行、中高生の部活動など、自然に接する機会が増えればどうしても虫に刺される機会も増えます。
イエダニやトコジラミの被害も多く、毎日クリニックに虫刺されの患者さんが多く来院されます。
蚊などに刺されると赤く盛り上がってしばらく痒みがありますが、そのうち小さくなることが多いですよね。
しかし、蜂やブヨなど刺された時の炎症が強いと腫れが続きますし、まわりも腫れてきます。
また虫刺されに対するアレルギー反応が強い場合は少し時間をおいてから再度、腫れてくることもあります。
さらには、掻きこわしが続くと、細菌感染が加わり、とびひになる事もありますし、刺されたところが硬くなっていつまでも残ってしまうこともあります。
何ヶ所も刺された時は、運動など激しい運動をさけて、浴槽に長く入らないようにするなど、血流が増えないようにしましょう。
虫刺されでも、早めに皮膚科に受診して、強い炎症を早く抑えたほうが痕を残さずに直せます!