藤が丘南口クリニック 泌尿器科・皮膚科・皮膚アレルギー科・性病科・内科

泌尿器科・内科

ED

成人男性

EDとは日本語で「勃起障害」と訳しますが、完全に勃起できなくなった状態だけを指すわけではありません。医学的な定義では「勃起はしても、硬さや大きさが足りず十分な勃起が得られない、あるいは維持できないために、満足いく性行為を行なえないこと」となります。したがって、「常にできない人」はもちろんですが、「ときどきできないことがある人」も、「途中でダメになる人」もいずれもEDの疑いがあります。

 

  • 完全型血ED:勃起せず、性交が不可能
  • 中等症ED:たまに勃起が可能で、性交の間中、勃起が維持できる。

出典/白井將文:臨牀と研究,76(5):841,1999

 

 

勃起のメカニズム

性的刺激による興奮が勃起神経を介し陰茎海綿体に送られると、海綿体の動脈が開いて血液が流れ込みます。海綿体はスポンジのように血液を吸い込んで貯め、膨張して硬くなります。これが勃起した状態です。

 

 

 

 

 

 

EDの原因と治療

機能性ED

精神的ストレスによる緊張により海綿体の血管が充分に拡張せず、陰茎に流れ込む血液量が不十分になることによります。40歳以下のほとんどがこれが原因です。最近、不妊治療中のストレスによりEDとなっている方も多く認めます。

(治療)PDE-5阻害剤がほぼ100%効果を認めます。

 

器質性ED

~血管性ED~

動脈硬化や外傷などで海綿体に流入する血管が狭窄または閉塞し、海綿体に十分な血液が供給されないことによります。50歳以上の方に多く認め、また糖尿病、高血圧の患者、または喫煙者は動脈硬化を合併している率が高く、要注意です。

(治療)PDE5阻害剤が80%以上効果を認めます。

外傷によるものに対しては、血行再建術により根治が可能です。

 

~神経性ED~

勃起をつかさどる勃起神経が直腸癌、前立腺癌など骨盤内の手術や脊髄障害などで障害されることによります。

(治療)PDE5阻害剤の有効率はきわめて低く、海綿体自己注射法が有効な治療法となります。

 

~内分泌性ED~
高プロラクチン血症や低アンドロゲン血症など内分泌学要因による勃起障害で、下垂体腺腫や染色体異常によることがあります。

 

PDE5阻害剤とは

前述のようにPDE5の作用を阻害し、海綿体平滑筋細胞内のCGMP濃度を高めることで勃起を促進します。現在日本には・バイアグラ・レビトラ・シアリスの3種類があります。保険は認められておらず、自費となります。当院では院内処方で医師より直接患者様にお渡ししております。