尿管結石|横浜市青葉区の藤が丘南口クリニック

尿管結石|横浜市青葉区の藤が丘南口クリニック

泌尿器科・内科

尿管結石

成人男女共通の症状

結石が尿管につまると、腎臓でつくられた尿が膀胱へ流れることができなくなり、腎臓は水腎症といってダム状態となるため、腎臓の内圧が急激に上昇し、背中の痛みが出現します。また結石と尿管がこすれるため、側腹部から下腹部にかけての疝痛、および血尿も多く認めます。さらに吐き気、嘔吐といった消化器症状も多く伴います。

 

診断は、尿検査、超音波検査、レントゲン検査でほぼ確定できます。

治療は、一般的に10ミリ以下のサイズの結石は約8割が自然排泄されます。この場合は水分を多く摂取し、結石排出薬を服用するとさらに成績がよくなります。しかし結石が10ミリ以上であったり、10ミリ以下であっても排石しにくく、疼痛が続き日常生活に支障をきたしたり、水腎症が長期化し腎機能が悪化する可能性がある場合、ESWL(体外衝撃波)により結石を破砕するのが、最良と思われます。

ESWLは当院では施行していないため、他院を紹介させていただきます。