■皮膚科・皮膚アレルギー科
診療内容
●皮膚科一般
湿疹・アトピー性皮膚炎・接触性皮膚炎・脂漏性皮膚炎などの湿疹群・トビヒ・ニキビ・丹毒・ひょう疽など細菌感染症群・イボ・水イボ・口唇ヘルペス・帯状疱疹などのウイルス性感染症群・水虫(足白癬・爪白癬)・たむし(体部白癬)・カンジタ症などの真菌感染症群・その他、蕁麻疹・火傷・ほくろ・粉瘤・巻き爪・乾癬・円形脱毛症・ウオノメ・タコ・ケロイドなど

●美容皮膚科

ニキビ・しみ・小じわに対する
ケミカルピーリング、しみに対するレーザー治療、外用治療、ビタミンC誘導体ローションの処方やビタミンCイオン導入なども施行しています。ピアスも施行しています。

日常よくみられる疾患とその治療法
アトピー性皮膚炎
生後2ヶ月くらいから始まり、顔・体・手足に広がり肘・膝の内側に治りにくい湿疹ができ、慢性に続くものです。小学校高学年ころから自然に軽快していく場合も多いのですが、大人になっても直らない人や社会にでてから発症してくる人もふえています。遺伝的に皮膚の乾燥とバリアー機能の低下がありアトピー素因を持つ人に、汗やほこりの刺激、食事やダニのアレルギー、精神的・肉体的なストレスが悪化因子となって生じると考えられています。年齢によってかなり症状に変化があります。
治療は、保湿剤や炎症を抑える外用剤を使用します。症状によってはステロイドホルモン剤も処方します。一口にステロイドと言っても強さにはかなり幅があります。症状や外用する場所に応じて強さを調節しながら使用していく必要があるため、外用剤は指示通りに使用していただく必要があります。ステロイドの使用に関しては、お気軽にご質問いただければ随時お答えいたします。また、痒みがある場合などは必要に応じて抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤を使用します。
アトピー性皮膚炎になる体質そのものをなくすことはできませんが、治療やスキンケアにより、よい状態にコントロールすることはできます。定期的に通院し、その時々の症状にあった治療を受けることが必要です。わからないことや不安なことがあったら、相談していただき、納得して治療を受けていただければと思っています。

水イボ
伝染性軟属腫ウイルスによる感染症です。幼稚園生から小学校低学年くらいの子供に感染します。接触により感染します。初感染から1-2年のうちに、抗体ができてうつらなくなりますが、急に広がって多発することもあるので、気がついたら取ってしまった方がよいでしょう。先が丸くなっている水いぼ用のピンセットでつまんでとります。当院では、麻酔のテープを貼ってから切除しています。麻酔のテープは貼ってから1時間から1時間半頃がよく効いているようです。

イボ
尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)と言います。足の裏や、指などに好発します。ヒトパピローマウイルスの感染によるウイルス性疾患です。子供の足の裏にウオノメのようなものがあったら、ほとんどがイボです。もちろん、大人にも感染します。
治療は、液体窒素による冷凍療法です。週1回程度通院が必要です。数回で終了してしまう場合と、何ヶ月間もかかる場合があります。

巻き爪
基本的には、爪の圧迫をとるような処置や、2次感染に対して抗生剤の内服を処方するような治療を行いますが、何回も炎症をおこして、そのたびに抗生剤を内服している場合は、手術をお薦めします。液状フェノール法という、手術法を行っています。液状フェノール法は、縫合せずに薬で止血などの処理を行うため、術後の痛みや出血が従来の方法より少なく、患者さんの負担が軽いものです。

ニキビ
毛穴がつまり中に皮脂がたまっている面疱の状態にあるものと、そこに感染をおこして赤くなってしまっているものとでは、少し治療法が異なります。
感染を起こしてしまっているものは、抗生剤の内服が必要な場合もあります。また、体質にあえば、漢方薬でも抗生物質と同程度の治療効果が出てくる場合もあります。
面疱や、膿のたまっている状態のときは中に溜まっている皮脂や膿を圧出します。
上記の他に、ビタミンB2・B6・C・Eの内服や抗生物質外用剤・イオウのローションなどを組み合わせて治療を行いますが、ビタミンC誘導体ローションの外用により皮脂分泌を安定させ、色素沈着を防ぐことができます。また、ケミカルピーリングは、赤くなっている状態のニキビにも、ニキビ痕の改善にも効果的です。ケミカルピーリング効果のある石鹸や化粧水などの販売も行っています。

水虫
白癬と言います。足の裏や趾間の皮がむけたり、爪が白く厚くなっていたら水虫かもしれません。痒みがないもの、水ぶくれになるもの、などいろいろな臨床症状があります。皮膚を少し取って、顕微鏡で検査して診断します。
治療は外用剤が主体ですが、重症のものや、爪白癬の場合は内服剤を選択することもあります。内服剤は、1990年代に発売されたイトラコナゾール・テルビナフィンを使用しています。内服期間は3〜6ヶ月くらいです。副作用のチェックのため定期的に血液検査をする必要があります。