ウイルス感染症

イボ

イボ尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)と言います。
足の裏や、指などに好発します。
ヒトパピローマウイルスの感染によるウイルス性疾患で子供の足の裏にウオノメのようなものがあったら、ほとんどがイボです。
もちろん、大人にも感染します。
治療は、液体窒素による冷凍療法です。
週1回程度通院が必要です。数回で終了してしまう場合と、何ヶ月間もかかる場合があります。

水イボ

水イボ伝染性軟属腫ウイルスによる感染症です。幼稚園生から小学校低学年くらいの子供に感染します。
接触により感染します。初感染から1~2年のうちに、抗体ができてうつらなくなりますが、急に広がって多発することもあるので、気がついたら取ってしまった方がよいでしょう。
先が丸くなっている水いぼ用のピンセットでつまんでとります。
当院では、麻酔のテープを貼ってから切除しています。
麻酔のテープは貼ってから1時間から1時間半頃がよく効いているようです。

口唇ヘルペス

口唇ヘルペスは、ヘルペスウイルスが原因の感染症で、くちびるの周りに水ぶくれができる病気です。
風邪をひいたり、熱がでたり、紫外線を浴びたりしたことが誘因となってできるので、熱の華や風邪の華とも言われ、この名前を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
この病気は、子供の頃家族間で感染し、潜伏感染している場合が多く免疫機能が低下すると潜伏するウイルスが暴れ出し、再発を繰り返すのが特徴の疾患です。

帯状疱疹

帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウイルス(水痘・帯状疱疹ウイルス)によって起こります。
ほとんどの人が子供のときに水ぼうそうにかかりますが、このウイルスは、水ぼうそうが治っても神経節の中に潜んでいます。
その後疲れが溜まったり、体の抵抗力が落ちたときにウイルスが再び暴れ出し、帯状疱疹として発症します。
赤い発疹や水ぶくれは神経に沿って帯状に現れます。特に胸から背中、おなかなどによくみられます。
そのほかにも顔や頭、手、足にもみられますが、一度に2カ所以上の部位にできることはほとんどありません。
皮膚症状とともに、あるいは皮膚症状より先に痛みを生じますが、ときには、皮膚症状が治ってもしつこい痛みが残ることがあります。